著者:さくまゆうこ (著)
イラスト:しわすだ (イラスト)
出版社:富士見L文庫
神力を失った元神様と幼女姿をした狛犬の2人がある日突然男子高校生の前に現れます。力を失った神様のお手伝い(サポート)をして欲しいという展開は、よくあるパターンですね。でっ!男子高校生は「何で!僕が・?」という展開にもなるのですが、よくよく考えてみると、心清らかな男子高校生が自ら起こす行動そのものによって周りの人々が幸せになっていくみたいな展開というのが予想できますが・・「神はその人自身の心に宿る」とかなんとか言われますが、人というのは、心がけ一つで周りにさまざまな影響が与えられるだそうし、心がけ一つ変えるだけで、目に見える世界が違った風に見てて来る・・という昔の人が良くいうような悟りの境地に至るみたいなそんな哲学的なプロットを想像できちゃう物語だと思いましたー。
発売日:2016/5/12
あらすじ(Amazonより): 男子高校生の叶の家に、ある日突然やって来た元・神様と狛犬(擬人化)。元・神様いわく、人々の願いを叶えるために、力を失った自分を手伝って欲しいという。だが、そこには色々事情があって――。心温まる物語。
男子高校生・上代叶の家にある日突然やって来たのは、自称・堕ちた神様と狛犬だった。堕ちた神様―阿天坊は、神力を失った自分を補佐し、人々の祈願成就の手伝いをしてくれという。遠慮がなく図々しい阿天坊と、幼女の外見をした愛らしい狛犬コンコン。様々な事情を抱えた人々の願いを叶えるために、彼らと行動を共にする叶だったが?目指すは神様返り咲き。おひとよし高校生と神様の心温まる物語。
かりん: ライトノベルの事をよくキャラクター小説という言い方をすることがありますが、人の心内あるパーソナリティ(=キャラクター)を生き生きと描くという点では、このお話しは神様という題材でキャラクター小説っぽさを前面に出しながら哲学的な事柄を読み手になるほどぉと訴えようとしているのかもしれないような気がしないでもない・・・。
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