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異世界転生騒動記(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:高見 梁川 (著)
イラスト:りりんら (イラスト)
出版社:アルファポリス

異世界ファンタジー小説で設定がむずかしいんだろうなぁと思うところは、その世界の常識や軍略や知略にたける主人公をどう理由付けするかということかもしれません。
この物語の場合は、主人公にこの世界の貴族であるバルトという魂と、日本の戦国武将の魂とオタク高校生の魂の3つが合わさっているという設定です。
異世界での上流階級のふるまいやしがらみなんかも理解しつつ、戦国武将の知略、現代日本のオタク少年の科学知識だとかそういうものが一つのキャラクターの人格に入れてあるということになりますが、物語の中で巻き起こる事件や戦乱にどういどんでいくのかが見どころでだと思います。

 

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三つの魂が宿る主人公の成り上がり物語の見どころは?

第1巻:

異世界転生騒動記
発売日:2014/02

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が入り込んでいた!三つの魂はひとつになって、戦闘訓練や領地経営で人並み外れたチート能力を発揮していく。そんなある日、雅晴の持つ現代日本の知識で運営する秘密の農場が、敵の刺客に襲撃されてしまう。果たしてバルドは、このピンチを切り抜けられるのか―!?アルファポリス「第6回ファンタジー小説大賞」大賞受賞作、ついに刊行!

 

第2巻:

異世界転生騒動記〈2〉
発売日:2014/06

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バリド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。王都の騎士学校に送り込まれたバルドは、左内譲りの戦闘能力を駆使し、新たな仲間とともに腕を磨き始める。もちろん、雅晴の現代知識で生み出したカステラ、トリートメントといった新商品を用い、さらなる金儲けを狙うのも忘れない。大手商会による妨害、死に至る疾病の襲来…数々の危機をモノともせず、三つの魂を持つバルドが異世界を席捲する!

 

第3巻:

異世界転生騒動記〈3〉
発売日:2014/11

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。マウリシア王国大使として、南国サンファン王国に赴任したバルドは、いきなり王位継承を巡る争いに巻き込まれてしまう。王族、官僚、軍部…様々な思惑が交錯するなか、多数派工作を目論むバルドが選択したのは、南洋を跋扈する海賊の討伐だった。才色兼備の女船乗りと共に向かうは、強烈な雷が荒れ狂う魔の海域―洋上の覇者を決める大海戦の幕が開く!

 

第4巻:

異世界転生騒動記〈4〉
発売日:2015/3

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。サンファン、マジョルカ両王国との連携強化に成功したバルドは、帰国早々アントリム子爵に陞爵し、初の領土を与えられる。しかしアントリムは、三方を仇敵ハウレリア王国に囲まれ、戦争が始まれば真っ先に戦場と化す危険極まりない死地だった。誰もが不安に陥るなか、バルドは雅晴の現代知識を総動員。近代的要塞建築、産業革命を断行し、一大戦略拠点を築き上げる!

 

第5巻:

異世界転生騒動記〈5〉
発売日:2015/6/23

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。初の領地であるアントリムの防備をバルドが着々と強化するなか、仇敵ハウレリア王国はついに挙兵し、ここに「第二次アントリム戦役」が勃発する。迫りくるハウレリアの軍勢は自軍の十倍以上…しかも国内の反体制派の暗躍により、大規模な援軍は望めない危機的状況だった。バルドは仲間たちと共に、鉄条網や塹壕を用いた近代戦術、科学知識を応用した榴弾や火炎放射器を駆使して、決死の防衛戦に臨むが―!?

 

第6巻:

異世界転生騒動記〈6〉
発売日:2015/10

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。第二次アントリム戦役の大勝利を受け王都で開かれた祝勝会に、突如セリーナの婚約者を名乗る獣人族の騎士が現れる。バルドは急ぎ北方の帝国に向かい彼女を守ることに成功するも、そこで聞かされたのは、母マゴットと自らに関する驚愕の事実だった。己の運命を受け入れたバルドは、マゴットを過去の呪縛から解放すべく決闘を申し込む。英雄同士の闘いの結末は―!?

 

第7巻:

異世界転生騒動記〈7〉
発売日:2016/02

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。自らを打ち破ったバルドに、母マゴットは真実を語り出す。トリストヴィーの王女マルグリットが、いかにして血に塗れた傭兵マゴットになったのかを。すべてを知ったバルドは、祖国再興の重責にさいなまれるシルクを救うためにも、自身がトリストヴィー内乱に介入する決意を固める。一方、バルドの出自を嗅ぎつけた獣人族やトリストヴィーの各勢力、マウリシア王国の貴族たちも、独自の思惑で動き始めていた…。

 

第8巻:

異世界転生騒動記〈8〉
発売日:2016/07

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。バルドが獣人族の血を引き、さらにトリストヴィー平定を目指すと宣言したことで、各勢力の動きは急変した。トリストヴィー公国は港湾都市マルベリーへの侵攻を開始し、バルドはそれに対抗すべく、自ら艦隊を率いてマルマラ海を南下する。しかし公国側には、大陸一の強国アンサラー王国から貸与された、超巨大戦艦「ギガンテ」という切り札が存在していた…。南洋の覇権を懸け、艦隊同士の一大決戦が勃発する!

 

第9巻:

異世界転生騒動記〈9〉
発売日:2016/12

あらすじ(Amazonより):異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。海上決戦に勝利し、港湾都市マルベリーに上陸したバルド。そこに間髪いれず、トリストヴィー公国の大軍が地上から侵攻してくる。四人の「王門」持ちを擁するバルドの軍勢は陸戦でも優位に立つが、王門を敵視する教会が秘密兵器を投入し、戦局は一変してしまう。かつて獣人族の国を滅ぼした「聖遺物」の登場―時を同じくして、アントリム領に残る双子の弟妹にも教会の刺客が迫っていた。トリストヴィーの支配権を巡り、各勢力が激しく火花を散らす!

 

しろ: 同じような小説でセブンスというのがありますが、この場合の主人公は完全に3つの人格が共存融合されているというヤツンなので、いろいろな登場キャラとのやりとりや、ひょっとしてどの人格がメインなの?と考えながら読み進めるのが面白いかもしれません。

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