著者:菱影代理 (著)
イラスト:森野ヒロ (イラスト)
出版社:フリーダムノベル
ラノベというと本来は10代が読むキャラクター小説とう感じが起源だといわれていますが、この小説は異世界転生モノなのですが、転生した直後から身体に苦痛を伴う人体実験をされまくったり、施設を脱出してからも残酷な描写のある戦いで全滅しちゃうみたいなそんな大人向けの展開が満載の異世界転生モノです。現生で恋人同士だった彼女も実は一緒に転生していて、同じように人体実験を受けたあげく、宿敵である銃自供の使徒として戦うことになります。ハーレム要素もどちらかというと大人向けで、王女様が主人公に抱く破廉恥な思いなんかはかなりリアルな女性の心理というかそんなのが描かれている感じです。この作品を見ると大人として女性って怖い・・・っていうのが結構リアルに描かれているような気がしますね。
黒の魔王(ラノベ/小説・紹介・感想) 菱影代理 (著), 森野ヒロ (イラスト)
黒の魔王 (フリーダムノベル)
発売日:2013/5/24
あらすじ(Amazonより): 黒乃真央は極悪な容姿だが、中身は普通の文系男子高校生。ある日の放課後、謎の頭痛によって気絶。彼が次に目覚めた時、始まったのは凄惨な人体実験と、過酷を極める殺し合い。名前を奪われ、意志を挫かれ、思い出さえも消されてゆく絶望の中に、一筋の光が差し込む。それは希望か、はたまた、新たな絶望への誘いか―剣と魔法の異世界召喚ダークファンタジー。
黒の魔王 II アルザス防衛戦 (フリーダムノベル)
発売日:2013/12/14
あらすじ(Amazonより): 白き神の神託によりパンドラ大陸の征服に乗り出した十字軍は、第七使徒サリエルの活躍により、黒き竜王の治める強国ダイダロスを制圧した。残る領地を占領すべく、欲望の魔の手を伸ばす十字軍だったが、西の端にあるアルザス村にて、思わぬ足止めをくらうこととなる。そこには、怒りに燃える黒髪の悪魔が、百人の冒険者を率いて待ち構えているのだった。ここに、壮絶な死闘となるアルザスの戦いが始まる。
黒の魔王III スパーダへ続く道 (フリーダムノベル)
発売日:2014/11/22
あらすじ(Amazonより): 圧倒的な数の暴力を前に、熾烈を極めるアルザス防衛戦。死力を尽くし戦い続ける冒険者達であったが、ついに限界の時が訪れる。アルザス村の背後を十字軍の重騎士部隊にとられたことで、クロノはやむなく撤退を決断。決死の脱出を図るが…。 白き絶望に抗うアルザス防衛戦、ここに完結。果たして、スパーダへ続く道の先に、希望はあるのか。
黒の魔王Ⅳ 赤き憤怒の咆哮 (フリーダムノベル)
発売日:2015/9/1
あらすじ(Amazonより): 最悪の結末を迎えたアルザス防衛戦。しかし、今度こそ全てを守り抜く力を得るために、クロノは再び立ち上がる。スパーダで始まる新しい冒険者生活。リリィ、フィオナ、生き残った仲間と共に、順調に冒険者としての成長と、近い内に必ず訪れる十字軍との戦争へ向けて、準備を整えていく。しかし、ガラハド山脈に赤き憤怒の咆哮が轟く時―ついに、魔王の試練が始まりを迎える。
黒の魔王V 恋する魔女 外伝 「アッシュ ・ トゥ ・ アッシュ」 (フリーダムノベル)
発売日:2016/10/20
あらすじ(Amazonより): 第一の試練を乗り越えたクロノは、束の間の休息を過ごすことになる。しかし、気まぐれにフィオナを誘って街へ遊びに出かけたクロノは、知る由もない。胸の奥に秘めた魔女の恋心が、今正に身を焦がすほどに燃え上がろうとしていることに。書籍版だけ、完全新規の書き下ろし外伝も収録。それは、クロノが歩んだかもしれない、もう一つの運命。果たして、灰色の男が行きつく先は―黒の魔王外伝『アッシュ・トゥ・アッシュ』
ソラマメ: このおドロドロしい装丁の絵から想像するに、ダークでドロドロな転生モノファンタジーと思って手に取った人は期待を裏切らない内容になっていると思いますよ。
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