著者:漂月 (著)
イラスト:西E田 (イラスト)
出版社:アース・スターノベル
「人狼って何?」って思う人もいるかもしれませんが、簡単に言うと”狼男”みたいなものでしょうか。。この物語では人狼に転生した主人公が魔王軍の副官として活躍する物語。
もとは人間なので人間と魔族双方の気持ちがわかるという立ち位置です。
魔族というとよくあるパターンは人間の側からは悪の権化として勇者が魔王を倒すというのが定石ですが、そんな魔族側に主人公をもってくることで魔族にも人間臭さをによわせつつ、その世界感を別側の視点から物語が展開していくとうのはオーソドックスな作品プロットと比べて新鮮な印象を受ける人もいるかもしれません。
主人公の達がが副官ということで軍隊どおしのぶつかり合いあだとか軍記な感じのところも期待できると思います。
やっぱり魅力的な登場人物は物語を読む上でわくわくしちゃいます。
この作品、巻頭の絵がスゴイいいです。というかカッコいい。ファンタジーな世界感と軍記なイメージを刷り込ませながら読み進めるといいかもです。
人狼への転生、魔王の副官 1 魔都の誕生 (アース・スターノベル)
発売日:2015/11/14
あらすじ(Amazonより): 魔王軍第三師団の副師団長ヴァイト――それが、人狼に転生した俺の今の姿だ。そんな俺は交易都市リューンハイトの支配と防衛を任されたのだが、魔族と人間……種族が違えば文化や考え方も異なるわけで、街ひとつを統治するにも苦労が絶えない。俺は元人間の現魔族だし、両者の言い分はよくわかる。だからこそ平和的に事を進めたいのだが……。 やたらと暴力で訴えがちな魔族たちを従え、文句の多い人間たちも何とかして、今日も魔王軍の中堅幹部として頑張ります! 「小説家になろう」四半期総合ランキングの第1位を獲得。 超人気の転生ファンタジー作品が、いよいよアース・スターノベルより登場です!
人狼への転生、魔王の副官 2 勇者の脅威 (アース・スターノベル)
発売日:2016/2/15
あらすじ(Amazonより):かつてない激戦を見逃すな――!! 最強 vs 最強 魔王軍と同盟を結んだ交易都市リューンハイトでは、魔族と人間の共存が叶い、街は占領前よりもいっそう賑わいを見せていた。 ちなみに人狼の俺は、第一師団の所属に昇進。 まあ、相変わらず“副官"だけどな。 そんななか、魔王軍第二師団が侵攻する大陸北部に“勇者"が出現したとの情報が入る。 魔王に匹敵する強さを秘めた人間――勇者。 その存在を危惧する俺は、師匠とともに勇者が現れたとされる城塞都市シュベルムへ向かったのだが、そこでとんでもない事態に遭遇する……!! 快進撃続く魔王軍に忍び寄る“驚異"――!? 副官(ヴァイト)の活躍から目が離せない人気絶好調の第2巻! 大ボリュームの書き下ろしストーリー「初めての防衛戦」を収録!!
人狼への転生、魔王の副官 3 南部統一 (アース・スターノベル)
発売日:2016/4/15
あらすじ(Amazonより): 新生魔王軍――始動!! 師匠が二代目魔王となった新生魔王軍は、 先王様の意志を受け継ぎ、魔族と人間の共存を目指して再び歩み始めた。 第一師団の副官……つまり“魔王の副官"であるヴァイトは 魔王軍の次なる味方を捜して、大陸南部で最大の街ベルーザへと向かうことに。 ところが、太守ガーシュと話してみると、 どうやらベルーザは現在、原因不明の海上トラブルでお困りの様子。 よろしければ、そのトラブルの解決……魔王軍が協力いたします! 海賊都市、漁業都市、迷宮都市、工芸都市―― 南部攻略に全勢力を投入した魔王軍の大躍進を見逃すな!! 大幅加筆&大ボリュームの書き下ろしストーリー「迷宮の守護者」を収録!!
人狼への転生、魔王の副官 4 戦争皇女 (アース・スターノベル)
発売日:2016/7/15
あらすじ(Amazonより):異国の皇女、襲来! 長きにわたるミラルディア北部vs南部の戦いがついに終結!? 魔王軍と同盟を結んだミラルディア南部の八都市は、 新たな国家『ミラルディア連邦』を結成。 俺(ヴァイト)たちが理想としてきた 魔族が安心して暮らせる国づくりは順調に進んでいる。 そんな中、ザリア戦での戦利品である一振りの剣が ミラルディア最北端の採掘都市の家宝であったと判明。 剣を返却して恩を売るついでに、 採掘都市を視察しようと考えた俺は 極秘で採掘都市へと向かい、太守との面会を果たした。 しかし、そこには太守だけでなく、 危険な香りを纏う“異国の皇女"(エレオラ)の姿もあって……!? 南部vs北部の戦いに新たな勢力が登場! ミラルディアの戦いは怒涛のクライマックスへ――!! 大幅加筆&書き下ろしストーリー「皇女の休日」を収録!
人狼への転生、魔王の副官 5 氷壁の帝国 (アース・スターノベル)
発売日:2016/11/25
あらすじ(Amazonより): 魔王軍、北の帝国(ロルムンド)へ進出!! 俺(ヴァイト)たちは、ミラルディア北部を手中に治めたエレオラを敗り、ついに南北を合併させた。 今後ミラルディアは『ミラルディア十七都市連邦』として再出発する。 つまり、元老院だけが消えて元の鞘というわけだ。 だが、それだけではない。 俺たちの手の中には北の帝国(ロルムンド)の正当な帝位継承権を持った皇女エレオラがいる。 ……これを使わない手はないだろう? 物語の舞台は帝国ロルムンドへ! 魔王軍が狙うは、エレオラによる帝位簒奪……!?
しろ: 異文化交流で違った価値観から生まれるギャップや勘違いなんかが物語を紡ぐ上でおいしい材料としてコクをだすという感じでしょうか?そういうお話しでは決まって両方の立場が分かる通訳的な人材が主人公になるパターンが多いですよねぇ。
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