著者:小川 晴央 (著)
イラスト:
出版社:メディアワークス文庫
幼馴染の小学生の男の子と女の子。女の子の方は両親の離婚で夏休みが終わったら村を離れてしまいます。男の子は女の子に告白!?まではいかないにしても最高の夏休みにしようと頑張るのですが、そこにアルバイトでこの村にやってきたいる美大の絵描きお姉さんが絡んできていろいろサポートする的な構図みたいです。この村には村の神社に祭られているトキコさんという神様にお願いするとやり直したい過去に”時渡り”させてくれるという伝説があるそうなのですが、そのトキコさんというのが実は絵描きのお姉さん!?だったのみたいなそんな意表を突く展開が期待しつつ、小学生の時ってこんな感じだったよねぇとう郷愁をさそうようなほのぼのした感動が味わえるようなそんな物語だと思います。
やり残した、さよならの宿題 (メディアワークス文庫)
発売日:2016/9/24
あらすじ(Amazonより): 時を遡って紡がれる、あたたかくて切ない夏休みの物語。 小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。それは土岐波神社にお願いすると、神様のトキコさまがやり直したい過去に"時渡り"させてくれるというもの。 両親の離婚によって、大好きなこの町を離れることになった少女・鈴。 そんな彼女のために最高の夏休みをプレゼントしようとする少年・青斗。 二人きりで過ごす最後の夏休み。神社で遊んでいた彼らの前に現れたのは、遠い所からやってきたという不思議な女性・一花だった。 ――これはそれぞれが胸に秘めたさよならの物語。
くろ: 田舎と神様と小学生の幼馴染でこれから分かればなれになってしまうというシチュエーションというのは、郷愁を誘うなつかしさというかある意味ファンタジーで幻想的な世界観で紡がれるほのぼのしたお話に感動しつつ涙頂戴系というのは疲れた心が癒されること間違いなし!?かもしれません。
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