著者:野崎まど (著)
イラスト:
出版社:講談社タイガ
検事局というと正義の巣窟って感じのイメージがある人は多いのかもしれませんが大人になってくると、検事局の正義という名のちょっと悪の香りがするようなニュースや出来事みたいなものをマスコミやネットなどを通してちらっと臭わされられるようなこともあるのかもしれません。
国家ぐるみで生態実験をしたいたら?だとか、増えすぎた人口を間引きするために自殺を合法化するような法律が作られたしたら?だとか、実社会でも疑ってかかればひょっとしたらそいうことかも・・みたいな感性がはぐくまれてしまうようなテーマのミステリー小説かもしれません。
主人公は東京地検特捜部の検事。政治や新興宗教じみた狂気な策略を機密捜査班を組織しながら解明して行く感じですが・・・どの話でも裏に暗躍する謎の女的な要素がミステリーな雰囲気をより演出してくれる感じがします。
バビロン1 ―女― (講談社タイガ)
発売日:2015/10/20
あらすじ(Amazonより):東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社・日本スピリと国内4大学が関与した臨床研究不正事件を追っていた。その捜査の中で正崎は麻酔科医・因幡信が記した一枚の書面を発見する。そこに残されていたのは毛や皮膚混じりの異様な血痕と、紙を埋め尽くした無数の文字、アルファベットの「F」であった。正崎は、事件の謎を追ううちに、大型選挙の裏に暗躍する陰謀と、それを操る謎の人物の存在に気がつき……?
バビロン 2 ―死― (講談社タイガ)
発売日:2016/7/20
あらすじ(Amazonより):64人の同時飛び降り自殺――が、超都市圏構想“新域”の長・齋開化(いつき・かいか)による、自死の権利を認める「自殺法」宣言直後に発生! 暴走する齋の行方を追い、東京地検特捜部検事・正崎善(せいざき・ぜん)を筆頭に、法務省・検察庁・警視庁をまたいだ、機密捜査班が組織される。 人々に拡散し始める死への誘惑。鍵を握る“最悪の女”曲世愛(まがせ・あい)がもたらす、さらなる絶望。自殺は罪か、それとも赦しなのか――。
あおい: 謎の女という女性モチーフというのがミステリアスな展開をさらに奥深くするという点では男性よりも女性の方がミステリアスな感じにあっているんでしょうね。何故?って考えてみたのですが、女性の方が頭で論理的に考えるおでなくて、心で感情的な感性で感がる点が読みにくいということかなぁ・・・と思ったりしたのですがどうなんでしょう?
戻る
魔術が存在する現代社会という設定で異世界と現代社会がクロスするというありそうでなかなか数が出ていないような設定...
2017年頃ロシアで「青い鯨(Blue Whale Challenge)」というゲームを使ってSNSなどを介し...
思わず手に取ってしまうタイトルの作品ですが、狂った恋の行く末の猟奇的な殺人ミステリーを想像してしまうのですが・...
切なさとピュアな感動を味わうならば定番な設定といえる当作品。 ヒロインへの偽りの告白から始まり、条件付きで付き...
カテゴリ , ラノベ・原作 , 文芸 , 更新情報 , 青春・恋愛・ラブストーリー
一般的にありえないことなが、ラノベや小説の世界では現実に実現してしまうんですね。そんなもしもこんなことが日常で...
表紙の絵は異世界ファンタジーっぽく見える作品ですが、バリバリの近未来SF作品というのが面白いです。多くの人がプ...