ポーション、わが身を助ける（ラノベ/小説・紹介・感想）

著者：岩船晶 (著)
イラスト：戸部淑 (イラスト)
出版社：ヒーロー文庫

女子高生が一人危険な異世界へ転生するというお話の本です。女の子が一人魔物やドラゴンなんかが闊歩する異世界に飛ばされてどうやってチートに無双するのか！？と思ってみていると、その辺に生えている雑草からポーションを生成するだけのチートなスキルのみ授かったという感じ。そのスキルでいろいろな人を助けたり仲間になったり、ポーションを売って家を駆ったり成り上がっていくほのぼのな感じの物語です。

元の世界に戻りたいなぁと思いながらその方法を探しまくるのですが、なぜかヒロンのJKを応援したくなってしまうというか、おそらくですが、アイドルファンがオーディションのプロセスから頑張っている姿をみて、その女の子を応援するようになるみたいなそんなモチーフが盛り込まれた作品のような気がします。

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カテゴリ , ラノベ･原作 , 更新情報 , 異世界ファンタジー

女子高生の異世界転生モノ

第1巻：

ポーション、わが身を助ける 1 (ヒーロー文庫)
発売日：2015/4/27

あらすじ(Amazonより):女子高生が異世界で奮闘する大人気ファンタジーがついに書籍化。ほのぼの、ワクワクが両方楽しめる期待作です。

普通の女子高生・カエデは、目を覚ますと見覚えのない路地裏で目を覚ました。獣人やエルフ、ドラゴンのいる不思議な世界。異世界にトリップしてしまったのだ。カエデは持っていたリュックサックに見覚えのない本があることに気がつく。本に書かれていたのはポーションの作り方だった。しかも、「生成」と唱えるだけ。半信半疑だった楓だが、試してみるとポーションが出来てしまった。異世界に放り出されたカエデにとって、それは生活を支える糧になった。材料を揃えて「生成」と唱えるだけで出来たポーションが、結構な値で売れるからだ。いつか元の世界へ帰ることを望みながら、ポーションの支えもあって、異世界での生活を送るカエデ。とある一行との出会いから、生活は変わっていく。ドラゴンに遭遇したり、奴隷を買うことになったり。。。一人の女子高生の異世界での奮闘は続いていく……。

第2巻：

ポーション、わが身を助ける 2 (ヒーロー文庫)
発売日：2015/12/28

あらすじ(Amazonより):カエデとカルデノはイノシシに襲われていた三兄弟を助ける。イノシシを倒すカルデノの腕を見込み、一緒に妖精の泉へ行かないかと誘われた。その泉でカエデは自分と同じく異世界から来た男性がいると知る。その男性に会うことが出来たカエデは、今までどう過ごしてきたのか、何を糧に生きてきたのか様々なことを聞き、アモネネという植物のことを知る。それはレシピ本に載っている魔力ポーションの材料だった。アモネネについて図書館で調べていると運悪く貴族のサージスとぶつかり目を付けられてしまう。そんなある時、カエデの家に不審者が現れるのだった―。

第3巻：

ポーション、わが身を助ける 3 (ヒーロー文庫)
発売日：2016/7/30

あらすじ(Amazonより):魔力が溜まりやすく、様々な危険が潜んでいる―。そう呼ばれているオルモン山を、カエデ達は、魔力ポーションの材料となるマンドラゴラの花を採取するため登る。魔力ポーションの生成に成功し、サージスに横取りされることを阻止するためだった。また、カエデはバロウという人物を探し始める。その名前に聞き覚えのあったカエデは、アルベルムの弟子であるジェイと出会い、バロウの正体を知った。バロウを探すためにカエデは王都を発つのだが…!?

ソラマメ：頑張る女の子を見ていると応援したくなるというのが殿方の嵯峨なんだなぁ～とういのがなんとなくですが分かるような気がするお話。逆に女の子が読んでもこれまで知らなかった異世界転生モノってこんな感じの展開なのね♪というのが違和感なく読めるかもしれない・・。

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