著者:七沢またり (著)
イラスト:流刑地アンドロメダ (イラスト)
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン
戦いに勝つ事のために実験室でそだてられた赤毛の少女。教会で黒い液体を飲まされて一人だけ生き残った少女は戦い人間兵器として戦場に遅れられます。木々に覆われた教会で捕虜や孤児、捨て子などを用いて強化兵を創り出す場所。
そこで育てられた少女はやがて施設(実験場)を出て戦いの表舞台に投入される運命。でもその少女の心は純粋で心に抱く夢は”幸せになりたい”というだけ。そしてその手で人を殺し戦争で勝つことを宿命として育てれた彼女はやがて施設から出て戦いの日々にあけくれます。
戦う事の意味をはじめはわからなかった少女ですが、反乱、陰謀などが渦巻き混迷する戦いで快進撃を続けます。英雄とあがめられながらもその強さに畏怖の念を抱く政治的な圧力なんかもありつつも、主人公の少女は天然というか純朴なままな感じです。
最後には自からも火計に伏して死んでしまうような戦いをしながら自ら率いる軍の仲間たちを勝利へ導こうとします。そしてこの最後の戦いは大陸の情勢を一変させるまでの偉業となるのですが、英雄となった主人公の少女ノエルは、かつて自分が育てられた人体実験の巣窟であった教会を訪れその施設を破壊します。
総督の地位となったノエルはさまざまなことを理解し、他人の命を糧に不老不死の技術を完成させて、いまだ子供たちをそのために消費している教会を破壊するのですが、少女の心にあった”幸せになりたい”という願いがどのようなものだと理解するのか?目が離せない感じです!
一人だけいきん残った少女はほとんど視力がなくなっていた・・。
8番という名で呼ばれていた少女が戦場でその名を知る人物とと出会うが!
やがて少女には仲間ができて・・
火輪を抱いた少女1 晴れのち地獄
発売日:2015/11/30
あらすじ(Amazonより):お日様がご機嫌なら、死ぬことはない――。 実験番号13番。 そう呼ばれて、特別な教育を受けて施設で育った赤毛の少女。 施設から出、ノエルという名を得た少女の夢は “幸せになりたい"ただそれだけ。 後継者争いに荒れるコインブラ軍の兵士となると、 人間離れした力と才覚で、 少女はすぐにその頭角をあらわした。 獰猛で冷酷で無邪気。 黒き二又槍から炎を迸らせ、 赤毛の少女が敗色濃厚な戦線を圧倒する! !
火輪を抱いた少女II 悪鬼
発売日:2015/2/29
あらすじ(Amazonより):新たな仲間を従え、快進撃を続けるノエル隊。神出鬼没、逆らう者は全て煉獄に叩き落とすとノエルの評判は戦場に知れ渡っていた。しかし、戦況は一筋縄ではいかない。敵・味方それぞれの思惑が入り乱れ、一寸先には闇が待つ。それでも戦い抜くことこそが幸せへの近道だと信じて疑わないノエルは災厄をはねのけるように、戦場を駆けぬける。
火輪を抱いた少女III 二つの太陽
発売日:2016/5/30
あらすじ(Amazonより): 太陽を愛し、太陽に愛された英雄。 島流しにされたノエルは、そこでつかの間の安らぎを得る。 しかし、運命はノエルを再び戦場へと誘った。新皇帝の号令の下、戦火は別大陸にまで飛び火していた。 膠着する戦線、禁忌な植物の蔓延、高まる怨嗟の声。 彼らの憤怒が頂点に達したとき、反乱の炎は再び燃え上がる。 屍が延々と積み上げられる血塗れの戦場で、呪われし“黎明"計画を生き残った化け物二人―― 悪鬼ノエルと黒陽騎を率いるファリド――が全ての決着をつけるために対峙する! ! 幸せを求め、戦場を駆けた少女が手にしたものとは?
しろ: 戦場を神出鬼没にかけめぐり、躊躇することなく敵を惨殺する少女の心のうちは純朴な思いだけで埋まっているのですが、やっていること少女が夢をつかむためと信じていることがちょっと惨くもあり、でもそれに気かせてくれる何かがあるはず・・とう感じでどんどん読み進めてしまうそんなテーマを感じちゃう感じ♪
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