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その10文字を、僕は忘れない(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:持崎 湯葉 (著)
イラスト:はねこと (イラスト)
出版社:ダッシュエックス文庫

1日10文字という限られた肉声の言葉しかしゃべれないすると何を一番伝えたいか、本当にどうでもいいメッセージは省いて心で感じた伝えたい一番のことを声を出して伝えるでしょうね。本当は、「思いを伝えるには実はそんなに言葉はいらない」かもとも思うのですが、声の出せない少女と普通に健常者の少年とでは、実はそうならないという展開が切なく、キュンキュンしていまう所だと思います。


肉声に出せなくとも、スケッチブックで筆談すれば意思疎通はほぼできはずなのですが、心の奥底にある気持ちやつらい経験や想いは伝える側の人間のことを伝えられる側の人が深く理解していない伝わらないもの。

そんな声の出ないハンデのある少女とクラスメイトの少年がちょっとしたきっかけから出会い惹かれ合うようになって、幸せだと見あるカップル・・。実は少年は少女の心の傷やら重みやらを全然受け入れることができていなかった的なお話しの展開に切なさと酸っぱさを感じることができる青春恋愛な物語はそれなりにキュンキュンできるのではないでしょうか?

 

 

「1日10文字だけしか肉声が出せない」声が出ない少女と少年の切ない恋愛物語

想いと伝える言葉に制限があるからこそ、その重みと温かみを感じる古都ができる・・。

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10代の人生経験の中で1日に10文字しか話せない少女は筆談とともに1日10文字で表現できるありふれた言葉「ありがとう」だとか「大好き」だとか「嬉しい」だとか「ごめんなさい」を発しますが・・

ありふれた日常的の中では思いの籠った声の背景にあるその人の思いや切なさや辛い気持ちが重いものとして伝わらないというもどかしさ・・・。声を発しない彼女の奥ゆかしさが切ない・・・感じです。

その10文字を、僕は忘れない

その10文字を、僕は忘れない (ダッシュエックス文庫)
発売日:2016/7/22

あらすじ(Amazonより): ある日学校をサボった俺は、雨よけに寄った公園で、びしょぬれの女の子に会った。名前は宮崎菫。彼女は、話すことができない。声が出ないのだ。言葉をしゃべれずスケッチブックで会話をする彼女は、クラスでも浮いている存在だった。気まずい雰囲気の中、かかげられたスケッチブックに躍る文字。「春は好きですか?」不器用でも一生懸命にコミュニケーションを取ろうとしてくれる菫に、俺はやがて惹かれていった。菫はまったく話すことができないわけではなかった。 彼女は"一日に10文字しかしゃべれない"のだ。「ありがとう」も、「ごめんさい」も、「嬉しい」も、「大好き」も。大切なことは10文字でみんな伝えられるって、そう思ってた。 図書館で勉強を教えてくれた時、横顔が気になって勉強どころじゃなかった。プールで見た水着が可愛すぎて、息が止まるかと思った。初めてケンカをして、初めて仲直りのキスをした―。「ありがとう」も、「ごめんなさい」も、「嬉しい」も、「大好き」も。大切なことは10文字でみんな伝えられるって、そう思ってた。 でも、菫に課せられた症状には、あまりにも優しくて悲しい過去が秘められていたんだ――。俺はわかっていなかったんだ―。 声を失った少女と、無気力な少年が贈る、10代の煌めく青春ラブストーリー。

 

くろ: 恋愛モノって何かしらの制限や障害があると萌える!といわれていますが 「1日に10文字しかしゃべれない」という一見、筆談できるから大丈夫でしょっ!と安易な気持ちで恋愛ごっごをしてしまうといたーい失敗を仕出かしてしまう的な青春なお話しだと思いましたー。

posted by くろ 投票 3 0


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