著者:疲労 困憊 (著)
イラスト:さめだ 小判 (イラスト)
出版社:GAノベル
いろいろな転生モノがありますが、この作品は日本の八百万の神の人でである神様が剣と魔法のファンタジー異世界へ飛ばされてそこでとる目的の為勇者として活躍するフリをするという物語。
「神」=「人々の信仰心が力のみなもの」という設定です。主人公の神様ケイカは日本で信仰心が廃れていく中、信者(信仰心)を獲得できず、神界へいったん戻ろうとするのですが、そこで何が起こったのか、ファンタジー異世界に落ちていしまいます。神通力を使ってもどろうとするのですが、信仰心という源が状況ではそれもできないという状況にいなってしまいます。
ひょんな表紙で、鎖で繋がれ、魔獣の生贄になろうとしていた美少女を助け、彼女から勇者扱いをされたこを着想として、主人公の神様は異世界で自分の信仰を広げてゆくアイデアを思いつきます。
「信者数」」=「力」
目指せ信者・この異世界で神になってやる!
魔物を倒したり、盗賊や人々の生活を虐げる障害物を倒していくことで、1人また一人で信者数が増えていくのを目の当たりにする主人公の様が、おっこちら異世界で本当の髪になるべく、神なるのに必要な信者数を獲得すべく、いろいろとコスイ?手というか神らしくない発想も駆使しながら自分の名前を広げる事、そしてそこから信者を獲得していく活動というのが主な話の展開です。
主人公が異世界で初めに出会うのは、化け物の生贄として鎖につながれていた某国の王女でもあった姫騎士セリィ。
神である主人公ケイカは別に美人を助けたいとかそういうのではなく、彼女を使って信者を増やす・・みたいなそういう打算で助けてやったりします。まぁ信者1号獲得って感じですね。
異世界においてもケイカは神の御業をレベルが上がるごとに使える感じです。このシーン見た目はちょっとエロいのですが、実はセリィのステータスをいじって彼女を強くしているといるのです。
まぁこういう勘違いの連鎖なんかから登場するヒロインは勘違いしてケイカ様を崇拝しまくる流れになったります。
神であるケイカにはどうでもいい・・かもというノリなのですが、味方を変えれば、究極の鈍感系という見方もできなくもないです。
個性豊かな登場人物も魅力的で物語を飾ってくれます♪
ヒロインとくっつくとか美少女に言い寄られるとかそいうことよりも、主人公神様の打算的な信者獲得施策を中心に、結果的に勇者として周りのハーレム風な展開雰囲気をちょっとまとっいるところが微妙に特徴といえるかもです。
ちなみに、神様なので、信者が少ない段階でも力はそれなりというか、神級程度にはもっていたりもします。
あと、信仰心が薄れつつあった現代日本社会から会得した、人々をどう誘導して、自分を神様として信仰対象にさせるかという打算的な感が和え方だと思いで動く主人公というのも面白いポイントだと言えます。
勇者のふりも楽じゃない――理由? 俺が神だから―― (GAノベル)
発売日:2016/10/13
あらすじ(Amazonより):八百万の神であるケイカ(蛍河比古命)は信者の信仰心を獲得できず日本での布教に失敗した。 失意の中、高天原へ帰ろうと魔法を唱えたら、運悪く異世界へ飛ばされてしまう。 そこは異世界アレクシルド。凶悪な魔王が支配する世界。 見えないはずのケイカの姿は人間と同じように見え、そして同じように動けた。 さらに勇者になって功績を上げれば、神として崇めてもらえると姫騎士のセリィから教えてもらう。 ケイカは、魔王を倒してこの世界の神になってやろうと決意。 ちなみに一般人と違って、ケイカだけは人や物の能力値が見れた。 スキルツリーも見れた。ついでに大地を砕くほどのパワーも備えていた。 「理由? だって俺(ケイカ)は神だから――!!!!」 今ここに、ケイカの神様勇者道中記が始まる!
勇者のふりも楽じゃない2――理由? 俺が神だから―― (GAノベル)
発売日:2017/3/14
あらすじ(Amazonより):
神さま勇者の傲慢不遜な冒険、再び! 一千万PV突破の「小説家になろう」人気作、第二弾!
日本での布教に失敗した八百万の神であるケイカ(蛍河比古命:けいかひこのみこと)は、異世界アレクシルドで勇者試験に合格して名実共に勇者となった。 これからは勇者ケイカとして活躍しながら、信者を獲得するために動いていく。勇武神として崇めてもらえるように。 そんなとき、勇者試験で知り合ったレオからの祈りが届く。レオの妹が咎人として捕まり、港町(ドルアース)の祭りで生贄にされるらしい。 知らない仲じゃなし、助けてやろうと決意する。 すると猫獣人ミーニャが付いてくると言い出した……。 また神の子ラピシアがよくわからない。レベル表記はあるのに、敵をいくら倒してもレベルが上がらない。レベルアップの方法は? 港町では水着で泳ぐにも一苦労。 「でもその前に、俺たちを追い掛け回したあの村へお礼参りだ! 」 神さま勇者の傲慢不遜な冒険、再び!
しろ: 神様も、神様でいるために、競争があったり、人心をつかまなければなかったりと・・・結構サラリーマンみたいに地味ぃーなこともコツコツやっているんですねぇー。というコスイお薦めポイントかも。
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