著者:羽田 遼亮 (著)
イラスト:KUMA (イラスト)
出版社:ヒーロー文庫
転生者でもある主人公は、魔族の世界にアイクとして生を受けます。そして偉大な魔術師に引き取られ育てられて、彼も魔族軍の中で最強の魔術師として成長していきます。
その事情をしるのは上司であるちょっと癖のある魔女?そして魔王や信頼する使女のみ・・という設定です。
人であることを隠しながら、人族を土地を制服しようと魔王とともに戦いを挑むのですが、まさに下剋上時代の戦国史を見ているような知略だとか戦略だとかそういう見応えがあるところが特徴でしょうか。
戦争するには軍略、兵法、そして兵糧を含めた経済的な戦略、人材などなどそんなことが絡みながらヒロインや准ヒロインみたいなハーレム環境が構築されていくという流れ。
当然ラブコメ要素やハーレム要素も程よく導入されていて、ワクワクする展開にどんどん読み進んでしまうような作品だと思います。
でちょっと変わった所が、実はゴスロリ風?な幼女姿の魔王が信長の転生者らしいということ。
魔族という立場から人魔共同体的な理想を掲げ、世界を統一指定区的なそーんなプロットの作品です。
魔王軍最強の魔術師は人間だった(1) (モンスター文庫)
発売日:2016/9/30
あらすじ(Amazonより):魔王軍最強との呼び声高い、魔王軍第七軍団「不死旅団」。その団長を務める者の名をアイクという。 絶大な魔術で敵をなぎ払うさまは、まさしく「魔物」。 だが、アイクはある重大な秘密を隠していた。それは――「実は俺、人間なんだよね! 」。 魔王軍幹部として働くことになった転生者・アイク、だが、転生者は彼だけではなかった――!! 「小説家になろう」発、大人気魔界転生ファンタジー。
魔王軍最強の魔術師は人間だった(2) (モンスター文庫)
発売日:2017/2/26
あらすじ(Amazonより):魔王軍最強の「不死旅団」を率いるアイクは、軍団長・セフィーロから南方にあるゼノビアという都市へ行くよう命じられる。目的はゼノビアが盟主を務める『通商連合』との交易。ゼノビアは人間の街。アイクは怪しまれないようサティと共に人間の姿で目的地へと向かうが、その道中、盗賊に襲われるある女性と遭遇する―。人間なのに、なぜか魔王軍幹部として働く主人公が奮闘する、「小説家になろう」発、大人気魔界転生ファンタジー。
しろ: タイトルには魔王軍最強の魔術師ってありますが、話の内容は兵法的な軍略や政治・経済的な戦略もからめた軍師なノリもあって、薄ぺらくなく飽きずに読める安定作品だと思います。
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