星の涙（ラノベ/小説・紹介・感想）

著者：みのりfrom三月のパンタシア (著)
イラスト：
出版社：スターツ出版文庫

インスタグラムに写真をあげているいる人って最近多いかもしれませえんが、PinterestだとかInstagramってその人のパーソナリティを色濃く表現できるライブラリ感があるんですよねぇ。興味や嗜好に合わせてめぐり合わせ、出会い、セレンディピティな発見ができるというのがコンセプトでもあるわけで、Googleの検索とはまた違った今風なソーシャルメディアとしての特性があるのがインスタグラムだと言えます。この物語は感情表現が不得意な高校2年生の女の子がちょっとしたきっかけでクラスメイトの男子にインスタグラムの写真を見られることからお互いの心の距離がちじまっていくという今風なラブストーリーです。

恋心というのは相手のパーソナリティやらなにやらが直観的に気になってしまい、いてもたってもいられなくなるようなものだとしたら、本当の自分をさらけだしているようなインスタグラムをきっかけに、リアルな知人同士の距離が近づいていくという展開もありと言えばありなのかもしれません。

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ラノベ･原作 , 更新情報 , 青春・恋愛・ラブストーリー

インスタグラムから芽生える「今風」な青春ラブストーリーにちょっと感動しちゃいます

星の涙：

星の涙 (スターツ出版文庫)
発売日：2017/3/27

あらすじ(Amazonより):感情表現が苦手な高２の理緒は、友達といてもどこか孤独を感じていた。唯一、インスタグラムが自分を表現できる居場所だった。ある日、屈託ない笑顔のクラスメイト・颯太に写真を見られ、なぜかそれ以来彼と急接近する。最初は素の自分を出せずにいた理緒だが、彼の飾らない性格に心を開き、自分の気持ちに素直になろうと思い始める。しかし颯太にはふたりの出会いにまつわるある秘密が隠されていた…。彼の想いが明かされたとき、心が愛で満たされる。

しろ：インスタグラムをきっかけに紡がれるラブストーリーですが、実際のインスタでこんな風に異性が惹かれ逢うようになることは多分ないでしょうね。でもだからこそ、10代の男女の距離がちじまる切っ掛けになるというのがナンパな感じでなくて逆にピュアなラブストーリーって感じがするのかもしれません。

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