セブンという映画について「エンディングの哲学」でさらっと触ってみたこともあったが。。本当のリアリズムというのは、どういうことかという問題提起が最近のアニメの原作などでは多くなってきているのかもしれないぞ。。昔マンガやコミックやアニメというのは、そこまで顕著に死亡フラグとかは立てなかったように思うのだが、最近では、これでもかというぐらい残酷にモブもふくめ、キャラが死んでいくという展開が多いのに気付くとおもうのだが。。
日本では、そもそもアニメを見る人の世代が大人になっているということなのだだろうか。。「アカメが斬る!」はガンガンという青年誌なのだが、平和ボケした日本では、こうしたリアリティがかえって刺激のある話題として読まれるようになってきているということなのじゃろう。
ハリウッド映画などは、ハッピーエンドが主流だったのが、セブンみたいなヤツが話題を呼んだりしたわけで、アカメなどでは、妹を葬ることで、妹を救ううみたいな。。まぁ強化薬漬けの暗殺者で処理されるぐらいなら、アカメが自ら葬ることで妹を救うというシーンは、救われるという観点では、限りなくリアルなことだともいえるのじゃな。
ただし、こいうのは、少なくとも少年、少女にはちょっと理解できないかもしれないので、青年向けということになっているのじゃろうが。。はやり文学や古典もそうだが、昔から悲劇というのは、歴史的にもその時は理解されなくとも、後になってからいい作品だった!などと言われことが多いようにも思う。例えばシェークスピアなんかもそうかもしれないのだが、最近の作家さんは、ネタ切れ!という訳ではないのじゃろうが、、敢えて、こういう領域にチャレンジしているというのも、それだけマンガや原作が成熟してきたという事なのかもしれない!?と風邪で寝込みながら思う今日この頃なのじゃった。
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