アニメですとEP19か20でリスクが高い試験薬を投与するこを決断する宮園かをりさんですが、EP21で病状が悪化してしまいます。失う事で作家性を高める公正くんの宿命を師匠はなげくシーンなどもありましたが、こういう伏線は宮園かをりさんが死亡する伏線として普通は考えてしまうかもしれないのですが..
序盤は、コンテストシーンを細かく描写していたのですが、EP20からはさらっとコンサートシーンをなかったような感じでスルーしているのです。そしてどちらかというと、それぞれのキャラのエピソードにスコープがあたりつつ公正くんがかをりさんを好きと告白するみたいな伏線が張られる感じなのです。
そんな宮園かをりさんの病状が悪化するのです
公正君は、子供の頃にかっていたチェルシーというネコのことがトラウマになっているようですが、事故にあった猫をたすけようとしまっている動物病院に駆け込むのですが、すでに助からないネコさんなのでした。。
お母さんの呪縛からは解放されたことになっていますが、失った飼い猫チェルシーの呪縛とかをりさん?の病状悪化とをクロスして..涙がとまらなくなってしまうのです。
病気の設定とかは、無視するとして、OPとENDINGにはそのクールのアニメのテーマとかネタバレがギリの線で盛り込まれているのですが、EDのかをりさんは、つむっている目を見開くのですが。。
そして、見開いた目かららは涙が。。
公正君の母親は死んでしまい、公正君の中にいる母のやさしい思い出でということで呪縛から解放された系なのですが、かをりさんの場合は、EDのシーンから基本的にはハッピー円デングになると予想させていただきました。
「ハッピーエンドとバッドエンド最終話(エンディング)の哲学」という記事もこのサイトにあるのですが、基本的にバッドエンドにする原作者というのは、かなり強い捻くれたメッセージがないと興行的にはバットエンディングにはできないのだと思うのです。
上の記事あるような「セブン」という映画などは、現代社会に住まう人間に対し、普通にくらしているだけで宗教的な観点で大罪を犯していると警告したかったり、ヘミングウェイの「誰のために鐘がなる」みたいな、実際意味のない事柄に多大なる犠牲が払って..の空虚感、とか、世界のむなしさとかそれでも時間は進むみたいな悟りの境地といったところでしょう。
でも、この作品は、どちらかというとライターズジャーニーでいうところの、主人公公正くんが卑屈な音楽の世界からかおりさんという異世界のヒロインと出会って冒険に出て成長して凱旋するみたいな流のプロットだと考えると、エンディングは、試験薬をトライして復活したかおりさんに公正君のアーティスト姿を見せつけるみたいな..エンディング哲学の方が合っているように思うのでした。
ネタバレされないように、このビジュアルを出してかをりさんが死んじゃうというバッドエンディングをしたとしたら、こうれはもう、Social上での負の拡散までも狙った売上げ狙いの確信犯ともいえるような感じになるのですが、多分そういう消費者から反発くらうようなマネは講談社さんの担当さんはしないように思うのでした。というのは、反響がよければ、次回作ができなくなからと個人的には思うのです。
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