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【保存版!?】「終わりのセラフ」成分を分解してみた

終わりのセラフはメディアミックスを狙った企画作品ですが、ベースはライトノベルを中心した作品パッケージとなっていると思います。吸血鬼と人類とが戦うSFファンタジー+鬼という和風伝奇、美男子、ライトBL、( ̄ㇸ ̄〃)ツンデレ小さいめの美少女キャラという感じでユーザーニーズがありそうな要素をすべて取り入れて、メインプロットとして鬼が宿る武器に関する謎を中心に、吸血鬼貴族の支配ヒエラルキーにおけるパワーゲームみたいな政治策略要素も加味しつつ、どちらかというと女性、ついでに男を取り込むという感じの八方美人的な作品かなぁと個人的にはおもったりするのですが・・・

 

 

実績ある健在ニーズをもれなく詰め込むとこうなるという作品

登場人物の成分分解

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■一之瀬 グレン (イケメン成分)

学校でいそうなちょっと不良っぽいけど優等生みたいな女の子が憧れちゃうタイプ

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■百夜 優一郎 (幼馴染成分)

幼馴染でちょっとイケメンででもやんちゃな感じの大きくなってゆくにつれて周りの友達の女の子がその幼馴染のことを意識しはじめることをきっかけにして、自分が幼馴染だっということで意識はしていないけれど、周りから羨ましがられるみたいな優越感を感じる系

end-of-seraf-chara3.gif■早乙女 与一 (ペド成分)

母性本能をくすぐるようなペドフィリアな風情をまとった感じのキャラとしてその性格、容姿ともに細部にわたるまで決め込まっく設定されている。

end-of-seraf-chara6.gif■百夜ミカエラ (狂気なBL成分)
ゆうちゃんの事を一づに思うその家族愛というか友情というか、こいうのは腐女子の大好物なテーマだと思うのですが段々に狂気じみてくるミカエラくんのその振る舞いにしびれるユーザーさんが沢山いるんだろうなぁと想像できる設定

end-of-seraf-chara2.gif■君月 土方 (メガネ成分)
サブキャラとして、ゆうちゃんとか、与一君とか良さを引き立てるようなパーソナリティ設定。眼鏡ファンにはたまらない、ピンクの髪の毛にこの性格というしっかりメガネっ子を抑えてくるところは余念がない。

end-of-seraf-chara4.gif■柊 シノア (優等生&ツンデレ鉄板ラノベヒロイン成分)
優等生でちょっとツンデレな感じのある男性受けするこんな人が班のリーダーだったとか多分思うような存在としてモチーフがイメージされた感じ。マスコット風な命名なんかが、どちらかというと、大人な男性を意識した命名戦略を感じとることができたりする。

「終わりのセラフ」のプロット成分を分解

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【成分その1】:謎(なぞ)

鬼と吸血鬼の家系。鬼を武器として開発したシノアさんのお姉さんとか・・・謎が謎を呼ぶ設定がなされている。この謎により、何が正義なのか、吸血鬼、人間側含め大どんでん返しされる可能性をはらみながら、消費する側の葛藤を継続させるアドレナリンのような働きをする成分となってる。

【成分その2】:最強に強い敵を設定する意義
成り上がり効用として重要な最強属性成分。予防注射のように、最強のウィルスを注入することで、人体の抵抗力というか、本番に打ち勝つための基礎体力を養うような成分として働いている。最強成分が分解されることで、消費者が得られる日常の倦怠感から解放される爽快感は、この成分の効用が大きいと言える。

【成分その3】:権力闘争
物語には、単に恋愛とかラブコメとか俺TUEEEとかBLとかTLとかゆりとかの要素があるだけのシンプルさだけでは、幅広い層は取り込めない。そういう意味では芳文社などのきらきら系はシンプルにモチーフを絞ってとあるマーケットで成功を収めていると言えるが、「終わりのセラフ」では、メディアミックスを意識して、幅広い層の目に触れることを想定した上で、物語のプロットを大人の事情というモチーフで複雑に、厚みを増す成分「権力闘争」成分が処方されたものと推測される。

【成分その4:】神風特高な身を挺した戦い
シェークスピアの時代から悲劇は、人々にとって苦いけれど、日常の倦怠感などを和らげる良薬として処方されてきたと言える。悲劇成分は、人々の現実世界での安定や安心感があるからこそ消費することができるモチーフであり、そいう意味では、平和で平々凡な閉塞感ただよう世の中で受け入られる傾向が高い成分である。


【成分その5】:残酷
キツケ成分として多用されるモノであるが、あまりにも多様化するとR18の認定を受け、人々の目に触れなくなるお蔵入りする可能性もある使い方が非常に難しい成分として有名。ただ、この成分をちょっとだけ入れることで、物語に厚みがあり、人によっては、芸術性が漂うような幻覚を見るようなことも起こりうる劇薬に部類される成分。

「終わりのセラフ」成分分解のまとめと結論

とうことで、「終わりのセラフ」とは、2015年から2016年代に、マーケットのニーズを漏れなくダブりなく盛り込んでみたら、こういう作品になるというヤツなのだと成分分析の結果がはじき出されたのでした。

ラノベ作品の詳細は↓こちらでも紹介してます♪

メディアミックス型のライトノベル小説・アニメ版と違ったキャラ装幀なんかも良い感じ(^^♪

終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅(コミック原作・ラノベ作品)

著者: 鏡 貴也
イラスト:山本ヤマト
講談社ラノベ文庫

ライトノベル作家さんが手掛けた漫画連載作品。その後ノベル化されて2015年にはアニメ化もされたのです。まさにメディアミックスを意識した作家さんの本来のキャラ小説というフォーマットではなく漫画連載からスタートしたという実験的な作品。はやばやと第2期のアニメ化も決定しているようですが、明治大正時代をモチーフとした日本帝国鬼群と吸血鬼という歴史伝奇風なモチーフをベースにイケメン登場人物とともに、セラフというパンドラの箱をおもちゃ(武器)にしようと、流されてきた数奇な運命みたいなそういうお話。個人的に女性ファンも多いと思うのですが..刀剣乱舞などがすきな方はハマるお話だと思いますのでこの機会にいかがでしょう(´・д・`)

<h2>人気キャラはこーんな感じですねぇ・・・狙い通りというかそんな感じで受け入れられてるのが分かるのではないでしょうか!</h2>

 

 

副部長: 今回の成分分析でわかったことは、今世の中に存在する健在ニーズとやらを詰め込むとこういう作品になるってことなのですねぇということでした。

posted by 副部長 投票 6 0


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