「~しないでくでさい」と言われると人というのはあえてそれをやってみたくなってしまうもの。そんな人の心理的な反応を逆手にとったようなこういうセリフのあとに妙にワクワクしてしまうのはなぜか?ちょっと考えてみます。
こういう人の現象をカリギュラ効果っていうみたいです。禁止されるほどやってみたくなる人の心理のことを言うのですが、1980年代に制作された「カリギュラ」という映画が過激な内容すぎて一部のエリアで公開禁止になったことで世間の話題となったことにちなんで言われてるようになったそうです。アメリカだと「ボストンでは禁止」なんて言葉も流行ったらしいです。
ということで、「探さないでくださいー。」を見た情報の受取人からすると、「しんないでください」と言われるとやりたくなってしまう心理が働くことになります。
「本当はこうしてほしい」「こう思っている」という気持ちが、意識や行動に現れないように自らを規制することを防衛機制というそうです。
「本当はこうしたいのに」というのが極度に規制・抑圧された状態になると今後は逆に「本当はこうしたいのに」とは真逆の意識や行動が形成されるようになるみたいです。これを反動形成というそうですが、
「本当は旅になんか出たくない・・でもこれぐらいしないと気が済まない・・・直ぐに追いかけてきてほしい・・・」
みたいな「本当はこうしてほしい」という感情が置手紙の文面に出なくするように書くべきなので、普通ならば
「旅にでます。さようなら」
で十分だとは思いませんか?
そこへ「探さないでください。」というガリギュラ効果を狙ったかの一フレーズが入ることで、置手紙を書いた人の、ツンデレ度いうか、置手紙を読んだ人を困らせようとしいながら、それを見てしまうと、しないで欲しいことがしたくなってしまう人の心理効果が何気に入っているようなないような、そういう心理的なやりとりや駆け引きが、ただ一文だけの表現でワクワク想像できちゃうんですね・・・多分
しろ: こういう風に考えるとあ「旅に出ます。探さないでください」・・多くを語らないが、いろいろ妄想させてくれる「~しないでください」系は物語の展開をコミカルな文脈でワクワクと期待させてくれる効果がありそうだとうのがなんとなくシックリくる
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