妹モノというといろいろな原作やアニメがありますが、エロマンガ先生の面白いところは、血のつながっていない超コミュ障な妹、紗霧(さぎり)と兄、政宗(まさむね)くんとの相思相愛ぶりを2人で協力してラノベ作品として出版することになりますが、その中で繰り広げられる勘違いの連鎖が、独特なラブコメ展開をしてくれるとうのが本作のツボかもしれません。
コンテンツを消費する側の人間でなく、絵師、そして作家としてコンテンツを作る側のプロのクリエイターとして一つ屋根の下に兄弟2人が存在しているというのも現実離れしていていい所。
特に妹紗霧(さぎり)の犬猫風な小動物なキャラが、どこかゆったりした和みの境地を与えてくれるラブコメ作品になっているとも言えるかもしれませんね。
小説とちがって音楽と声とキャラクターの動きが入るアニメは、活字とはまた別のイメージを視聴者に与えてくれますよねぇ。
原作を読んだ時にストーリからイメージしたキャラクターのイメージや話のイメージと実際に動くアニメを見た時のイメージが合致しているとしっくりくるものだと思うのですが、エロマンガ先生の場合は、妹紗霧(さぎり)のペットな小動物感がイイ感じに表現されているような感じがします。
和泉先生のことが、薄々兄ではないかと思ったいた紗霧(さぎり)、隣に越してきた中学生の作家、山田エルフの家に通う兄をみて、嫉妬する仕草・問いただし方も、独特。
まだ幼い紗霧(さぎり)ちゃんは、我流でラノベの挿絵をかくイラストレーターになりましたが、キャラクターの作画については、自分の体を参考に描いているため、巨乳キャラが苦手だったります。
「なぜ、おまえの描くキャラって巨乳キャラがすくないの?」と兄から問われるた時の妹紗霧(さぎり)のナイスリアクション。
目の前にいる兄に対して、自分が描いた絵で聞きにくいことを必死に説明して問いただそうとするコミュニケーション能力が可愛い感じ。
売れっ子作家山田エルフがエロマンガ先生に挿絵を描いてもらいたいとうことで、紗霧(さぎり)に見捨てられていまう!という危機感から兄政宗か書いた妹をテーマにしたラノベ。
山田エルフはその原稿をみて、兄から妹へのラブレターだと即理解して敗北を認めるのですが、その原稿を妹砂霧(さぎり)が読むんですね。
言ってみれば、ラノベ原稿という形をとった兄からの告白という訳なのですが・・
実は兄政宗に密かに思いを寄せる妹紗霧(さぎり)は、兄の想いを作品の中から赤裸々に読み取ることができて、お兄さんに自分の気持ちを告白するのですが・・・
紗霧(さぎり):「兄さん・・わたし・・好きな人がいるの!」
ってやっぱりコミュ障ということで、これだと伝わるわけないですよね。兄政宗は妹に好きな人がいるとうことを知り、兄として妹を見守る決意をしちゃいます。というか今後のラブコメ展開の面白さのためにはこういうい流れが重要なのですが・・
自分への想いの詰まった兄の原稿を読んで出れまくる紗霧(さぎり)ちゃん・・。うーん、どうみても、ペットで飼っているようなハムスターみたいな感じがしてならない・・。
政宗:「俺はお前のことがスキだ」「一目惚れだったよ・・・」と兄に言われて・・喜びの境地から一転・・・
政宗:「でもな・・・俺はお前の兄貴になりたいんだ」
政宗:「兄弟で恋愛なんてありえないだろ」
紗霧:「なんでそうなるの?」
政宗:「何がだ?」
紗霧:「あのときわたしは好きな人がいるって・・」
政宗:「あぁ・・だから・・俺の気持ちには答えられないってことだろ。」
政宗:「ちゃんと分かってる!」
って分かってないのですが・・てか・・・兄のラブレターといってもいい作品を読んでもらったに、妹紗霧(さぎり)から「私好きな人がいるの!」って言われたら、普通は、「この愛に答えることはできないの・・・。」って受け取りますよね。
ということで、この作品に重要なポイントなる妹紗霧(さぎり)ちゃんのコミュ障から展開するラブコメ伏線が立つ瞬間ということでしたー。
勘違いを引きづったまま、妹モノ小説の出版に向けて、創作活動をする2人。でも、作品の本質が妹紗霧(さぎり)をイメージした兄の想いの丈が表現された作品なので、コミカルな勘違いというかオマージュオンパレードとなるわけですね。
とういうか・・・「そんな事情しりません・・・」って感じかもしれまっせんが・・
部長: いろいろな妹モノ作品がありますが、エロマンガ先生の紗霧(さぎり)というキャラクターは、今までにないコミュ障で、ペットのような可愛らしさがあるところが特徴だと言えますね。アニメでは、そんなキャラとのやとりがゆっくりとした、そして、ほのぼのした日常的感と癒しと和みの雰囲気がうまく出されているのラブコメになっている感じです。
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